杜けあきの愛言葉〜言霊と生きる〜

  • われわれは、幸福になるためより、
    幸福だと人に思わせるため四苦八苦している
                 ラ.ロシュフーコー

    痛い言葉だ、人は確かにそんなところがある。
    真意を自己に向けるか、自己顕示欲に向けるか。
    人に幸福だと思わせるために苦労しては本末転倒だ。
    そこに幸せを見つけるのでは、ちょっと淋しいよ…。
    軌道修正が必要と感じたら、自分の幸せに向かって
    舵をとりなおして!

    no.72

  • 人は自分の友に秘密を話すが、
    その人にもまた友がいるのだ
            ー トルストイー

    誰かに伝わる覚悟で、いつも発信しなくてはならない。
    人に口が、言葉がある限り。

    no.70

  • 願わざるに草は生え、願えども花は散る

    自然には敵わないと言う綺麗な俳句です。
    そして美しくて厳しい、不変のテーマ。

    no.62

  • むずしいことを やさしく やさしいことを ふかく
      ふかいことを ゆかいに ゆかいなことを まじめに
                       井上ひさし

    なんて優しく響くのか‥ひらがなの威力?
    そして、本当に素晴らしい言葉達。井上ひさし作品の真髄を感じます。
    全てにおいて対象的なものの見方を取り入れる‥
    これこそ振り幅の大きさを生み、物事を俯瞰してみる術を
    身に付けるきっかけになってくれる言葉。

    no.59

  • 私たちはただ訓練通りのことをしただけです
    − ハドソン川に緊急着陸したパイロット−

    見事な判断とテクニックで緊急着陸し、全員の命を救った機長の言葉である。
    淡々としたこの言葉の後ろにある訓練からくる確固たる自信、
    どれだけ厳しく、どれだけ緻密なものなのだろう。
    自信を持つ為には、とにかくやるべき事を、
    想像できる全ての事をやり尽くす事しかないのだ。
    本物の自信を得る為には

    no.58

  • 勝つか負けるかの問題ではなく、自分が
    高みに立とうとしているのか、いないのかを、
    すごく重要視している
                  羽生結弦選手

    2016NHK杯で世界最高得点を最初に出した時の羽生選手の言葉である。
    ああ、だからこの人は進歩し続けるんだ、それも凄いスピードで、と心底納得出来た。
    勝つとか負けるとかいう言葉が、とても陳腐に感じてしまう。
    目標、信念はとても大切だ。
    その信念こそが、自分に枠を作らず、常に上へ、前へ挑戦し続け
    進み続ける原動力になる。見習うべき世界で戦う勇者、羽生選手なのである!

    no.55

  • 日陰でも、すくすく育つ植物もある
    ーある農家さんの言葉ー

    日陰だからこそ、たくましく育つことがある。
    植物は過酷な環境下でも、それに合わせて強く育つ。
    人間だってそうだ。
    艱難辛苦、その経験から強くなり、なおかつ優しくもなる。
    そんな経験をした人の強さは、優しさと表裏一体なのだ。

    no.54

  • 我々は発展する為に、
    地球上に生まれたのではありません。
    我々は幸せになる為に、生まれてきたのです。
    ムヒカ 元大統領〈ウルグアイ〉

    この方は日本人に警鐘を鳴らしてくれた。いや、世界中に。
    日本人は独特の文化を持ち、まじめで勤勉、そして高潔だ。
    そしてよく働く。それは、道義心、一種の責任感からくるものだ。
    しかし、時として度が過ぎると、何事も楽しめなくなり、
    自分自身の自由な時間も奪われてしまう。
    日本人は素晴らしい、だからこそ考えて欲しい。
    責任感以上に大切なもの、自分の人生に対する愛情を。
    1人1人が自由に振る舞える時間を持つこと、そこから幸せを感じること、
    愛する家族や友人との時間が生む幸福感を。
    そう、人は幸せになるべきだ、絶対に。

    no.50

  • 力がつけば力が抜ける
             本間憲一

    本間さんがラジオのゲストでいらした時、この言葉をお聞きし、
    とても共感を覚えました。自信のない時はまだまだ力が入るもの。
    本物の力がついてこそ、初めて力まず出来るもの。
    何時もこの境地を目指して、精進したいものです。

    no.39

  • 朗らかに清く正しく美しく
            小林一三翁

    ご存知、私の故郷、宝塚の創設者である小林一三先生のお言葉。
    清く正しく美しくは衆知の通りですが、当初はその前に
    『朗らかに』が付いていたらしい
    それを知ってから、私はあらゆる言葉に朗らかにを
    付けるようになった
    朗らかに一生懸命、朗らかに諦めない、朗らかに挑む、
    朗らかにやり遂げる、朗らかに‥朗らかに‥
    身体が軽くなる。
    ちょっとした事でこんなに違うのだ。
    ちょっとした事、視点を変える事は
    めちゃくちゃ大切なのである。

    no.38